人にはそれぞれに使命があって、
それをまっとうしてこそ、幸せというものなんだ
それは、教えられた価値観
信じることで、目をそむけてきた
ここに、弱い私がいる

「魂送りをされる子は、儀式の前に近しい者との時間が持てるはずです」

可愛いユン
口寄せの子として生まれてきた、運命の子
今日という日に、あなたの魂が精霊に捧げられ、生け贄となり
村と私達の幸福を祈ること
それは、あなたが生まれた時から決まっていたんだって
そして、
それがあなたの使命で、
死ぬことが、あなたの生きている理由だったんだって
そして私達は、当然のように儀式の準備をしなくてはならない

「私はその時間をクリスさんとの時間に使います」

可愛いユン
とても大切だった子
あなたはいつも、優しい目で祭壇の前で祈っていた
「姉さん」
うつむいた、あなたの横顔を忘れない
「ユイリ姉さん、私、幸せです」
あなたの言葉を忘れない
「私には使命があります、それを幸福に思います」

村のために死ぬという使命
あと何年もたたない間に、その夜が来るということ
なのにあなたは微笑んで、
私に言ったわね
幸せだと

「私は最後の時間を、クリスさんと過ごします」

ユン、
あなたの使命が村のために死ぬことだと知った時、私は泣いた
そして、決めたことがある
あなたの使命が死ぬことなのなら、
必ず私の手で送ってあげる
あなたの清い優しい魂を、必ず私の手で送ってあげるから、と

だから私は、強くなった
強くなって、その資格を得た
愛しいユン
あなたの全てを、一番に愛している
あなたを失いたくない

「クリスさんと、最後の時を」

それでもかまわない
私はここで守っているから
あなたと、あなたの想う大切な人を、ここで守っているから
誰も、神聖な祭壇に近付けないように
誰もあなたを、汚せないように

ユン、
あなたの魂は必ず精霊となって、永久となる
ユン、
あなたの優しさはきっとあの人を救い私を救う
ユン、
精霊の加護はきっと私達に勝利をもたらす
ユン、

だけどあなたの笑顔は、どこにもない
あなたを抱きしめることが、もうできない


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