姫条ハウス (姫×主)


夏休みの最後の日
まどかとは、まどかの家で宿題デート
「まだこんなに残ってるの?」
と、が驚くほど
とても今日一日では終わらない程、まどかの宿題は手つかずだった

「大丈夫やって
 提出日は最初の授業の日やねんから、要はそれまでに終わればええねん」
この夏もバイトバイトで忙しかったし、と
言い訳してまどかはにっと笑った
「しかし、せっかく初めてが来てくれたのに宿題やるってのもなんかなぁ・・・」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ?」
「ま、せやねんけどな」
にとっては、初めて来るまどかの部屋
普通なら、多少の緊張もあるのだろうが
いや、も来るまでは緊張していたのだが
この量の宿題を見せられてしまった後では、それどころではなかった
数学、英語はなんとかなりそうなものの
国語の小論文はどうしたらいいのだろう
まどかが文系が得意だとはとても思えず、は困ってため息をついた
「まぁまぁ、まずは茶でも飲んで」
「・・・うん」
テーブルに、ノートを戻して はフローリングにぺたりと座った
側のキッチンでコーヒーを入れているまどかをチラ、と見て
それから部屋を見回す
男の子の部屋にしては片付いている
アンティークな置き物がごちゃごちゃ並んだ棚と、ベッド、そしてこのテーブル
シンプルだけれど どこかこだわりを感じる
そんな部屋は まどかにぴったりな気がした
「これでも一生懸命片付けたんやで
 に二度とけーへん言われたら困るからなぁ」
上機嫌で、まどかがテーブルの上にコーヒーをおいた
いい薫りがする
「こだわりだね」
「やろ? オレ好きやねん、こーゆうの」
「うん、姫条くんらしいね」
「せやろ」
にこ、と
笑ってまどかは あはらの隣に座った
その近さにドキ、とする
外でこれほどくっついても、こんなにもドキドキしないのに
最近やっと慣れてきたのに
ここが まどかの部屋という異質な空間だからか
は顔を真っ赤にさせて、慌てて問題集を手に取った
「え・・・と、まず数学からね?」
「はいよ、了解」
必死に、どきどきしているのを悟られないようにページを開いてテーブルに広げた
一応手はつけてあるものの、最初の方で投げ出されており
一冊完成させるのは、相当時間がかかる気がした
「これわからんようなってやめたんやわ
 なんやったっけ、解き方忘れて・・・」
ペンを手にまどかが唸る
それを教科書をさしながら 解き方や公式を教えながらは胸のドキドキを必死で押さえた

「やっぱり姫条くんは頭いいよ
 こうやってすぐ解けるようになるんだもん」
「そりゃあ氷室よりの方が何倍も教え方がうまいからや」
「そんなことないよ」
「あるって」
1時間もたった頃、すらすらと問題を片付けだしたまどかには嬉しそうに次々と新しい問題を示した
この調子でいけば順調に終わりそうで それで少しほっとする
嬉しそうに、次は、と
言ったに まどかはふいに、口付けをした

「え?!」
驚いてまどかを見ると、至近距離で笑っている
よく日にやけた、悪戯な顔
にっと笑って、もう一度口づけられた
途端には真っ赤になる
「な・・・に・・・」
急にどうしたのだろう
今まで普通に勉強していて、やっとどきどきしていたのを忘れていたのに
こんなに急に
こんなに突然
「やっぱり無理や」
「え・・・?」
「こんなに側にがおるのに勉強ばっかりなんかつまらんわ」
「そ・・・そんな・・・」
そのために来たんだから、と
反論しようとしたら、また口付けが降る
「ん・・・・」
今度は深くゆっくりと、
歯列を割るように舌が入り込んで、の舌をからめとるように それは中でうごめいた
「ん・・・ぅ」
は・・・、と
息が漏れる
解放はほんの一瞬で、今度は身体ごと引き寄せられて そのまま長いキスが続く
「きじょ・・・くん・・・」
火照った頬に、長い指ガ触れた
「ちょっとだけ、休憩」
な?、と
悪戯っ子みたいな目が笑った
そうして、
が答える間もなく、身体が床に押し倒された
ゆっくりと、視界が回る
「え・・・・」
そのまま、まどかの唇が首筋へとおり、舌がツ・・・と肌に触れた
「あ・・・」
途端に理解して、はまた真っ赤になった
「き・・・姫条くん・・・」
服の上から まどかの手が胸にかかり、やんわりともみしだくようにすると 一層羞恥が頭の中を駆けて行った
恥ずかしくてどうにかなりそうで
はぎゅ、と目を閉じる
心臓がばくばくいっているのがわかるのだ
今にも壊れそうで、少しだけ息苦しくて
そんなにまどかがクスと笑った
「大丈夫やって、ひどいことせーへん」
もう一度、口付けられた
今度は優しい、触れるだけのキス
を安心させるようなその口付けに、ほんの少しだけ力が抜ける
「姫条くん・・・」
がこんな近くにおるのにエエ子でお勉強なんか無理やわ」
火照った身体
上着をたくしあげられて、あらわになった下着もはずされた
「はずかし・・・」
「きれいやで、
チュ、と
音をたてて、の胸の突起に舌を這わせて
それからまどかは、その敏感な部分を何度も舌で転がすようになめ上げた
「あ・・んっ」
ぴちゃ、という濡れた音が 二人しかいない部屋に響く
優しい愛撫と、明るい部屋でこんな風にされている恥ずかしさで の身体は熱をもって まどかのすることに勝手に反応を見せ始めた
「あっ・・・姫条く・・ん・・・」
愛撫によってツンと堅くなった突起は、何度もまどかの口に含まれ甘噛みされ その度にの口から声が上がる
それでまた、恥ずかしさがいっそう増す
どうしても止められない自分の声
ぴちゃ、と響く濡れた音
「んっ・・・」
身体の力が抜けて、ただされるがままのに、まどかはクスを笑みをこぼした
「可愛いなぁ」
、と
その声はぼんやりと遠くで聞こえた
だが次の瞬間、まどかの手が今までの愛撫で濡れそぼった秘部に触れ それでの思考は一気にはっきり戻ってきた

「あっ・・や・・・」
反射的に脚に力が入る
だが、そこにまどかが指を挿れたのが先だった
ツ、と指先で触れられ びくんと身体が大きく反応した
「あっ」
「もうこんなに濡れてる」
熱をもったそこは、蜜をゆるゆると溢れさせ 与えられた刺激に敏感に反応をみせる
ゆっくりと、指をの中に入れながら まどかはのより感じる場所を、内壁を擦り上げるように刺激した
「あんっ・・・・あ・・やっ」
スカートがたくし上げられ、下着は片足にかかったままで
ゆっくりと、指を増やしながら まどかはを濡らす愛液を指ですくって堅くなった花芯にぬりつけた
「ひゃん・・・・・」
まるで痙攣するように腰を浮かせ、身悶える
指の腹で何度もその弱い部分を攻め上げると、まるで泣いているような声が 無意識に途切れることなくの口からこぼれた
「あっ・・・あぁぁっ」
熱くなった奥を、何度もかき回すようにすると いやいやと首をふるようにがぎゅっと目を閉じて息を荒げた
したしたと伝う蜜に濡れた白い太股が震えている
「あぁっ・・・・・あぁあっ」
がくがくと、背が反った
指で与えられる刺激に、どうすることもできず
中をかき回され、花芯を何度も攻めあげられ
「やっ・・・あっ」
くちゅ、と
耳につく淫らな音に、の意識は完全にいった
痙攣に似た感覚と、どうしようもない疼きと熱に まどかの指をくわえこんだまま はその蜜を溢れさせた

「ん・・・あふ・・」
ぐったりとして、その濡れた身体を横たえたを、まどかは満足そうに見下ろした
「可愛い
汗ではりついた髪を、ゆっくりとすきながら 昂った己のものを そっとその秘部にあてがう
「あ・・・」
どき、と
最初の痛みを思い出して、途端の身体が緊張した
ゆっくりと 両脚が持ち上げられ それで今度は羞恥が襲う
「姫条くん・・・」
泣き出しそうになりながら、必死にまどかのシャツをつかむと、優しい声で名前を呼ばれた
、好きやで」
一度限界を迎えたの秘部は濡れそぼり、花芯は弄られ堅くなり刺激に敏感になっている
それに己のものをこすりつけ、まどかはまたに快感に似た刺激を与えた
「あぁっ・・・やぁ・・・あんっ」
また疼き出す身体
まどかの先端を濡らしているものと、の身体から溢れる愛液
くちゅくちゅといやらしい音をたてて、それがいっそうを刺激した
「あ・・・あぁ」
まるで誘い込むように、濡れたそこはまどかのものを受け入れようとしている
「力抜いときや・・・」
もはや、その声もまともに聞こえず、
ただ感じたまどかの熱と、痛みと快感と、
それだけには身体を支配された
まだきつい中を ゆっくりと傷つけないように進む
濡れた中はまるでまどか自身にまとわりつくかのように 粘り絡み奥へと誘った
「・・・はっ」
「ん・・・・」
最奥まで届くと、まどかは息を吐きを見下ろす
最初の夜と同じように ぎゅっと目を閉じたの頬は涙で濡れてしめっていた
「大丈夫やで、
その身体をしっかりと抱いて、
まどかは優しく髪をなでた
大好きな女の子の、大切な身体
「ちゃんと感じてや、繋がってること」
やがてゆっくりと腰を使って動きだし、円を描くように中を何度も突き上げると の口からまた喘ぎに似た声が上がった
独占欲や、その他色んなものを満たす声
泣いているみたいな、濡れた
「あっあ・・・あ・・っあぁっ」
くちゅくちゅという濡れた音と、
激しくぶつかる皮膚の音が、聴覚からも刺激して、やがてまどかは限界に達する
・・・」
どこよりも敏感で、が身をよじって感じる場所
一番深く、まどかが届いている場所
そこを何度か激しく突き上げた
「あぁぁっ」
悲鳴に似た、掠れた声を上げが絶頂に達すると、その締め付けに まどかもまたの中に己の白濁を吐いた
濡れた内壁がひくひくとまどかにからみつき、二人を一緒におとしていく
お互いの熱を繋がった場所から伝えながら

ぼんやり、と
が目を覚ました時 ベッドに横たえられて側にまどかはいなかった
「・・・姫条くん・・・?」
身を起こして呼んでみる
だるいような痺れが下半身に走り、それでことを思い出して は一人赤面した
「お、起きたか」
さっきまで、二人で勉強していたテーブル
そこで触れられた身体
まだ火照りの残っている身体を抱いて、はテーブルに向かっていたまどかを見つめた
「勉強・・・ してたの?」
「ん? そらなぁ
 たっぷり休憩してもーたし、これで宿題終わらしてへんかったら怒るやろ?」
悪戯な顔が笑って、まどかがこちらに近付いてくる
「もぉ・・・」
毛布をたぐりよせ、隠れるようにしたら 毛布ごとぎゅっと抱き締められた
「だってなぁ、やっぱ側にがおったら我慢できへんって」
「そんなの・・・」
そんなの、知らないと
ドキドキいう心臓を必死で押さえながら はそっとまどかを見上げた
抱きしめてくれる強い腕
ちょっとエッチだけど優しいまどか
触れられるのは、まどかになら嫌じゃない
「だってのこと好きやねんもん」
そう言ってくれる、まどかだから

夏休み最後の日
宿題は半分だけはかどって、愛おしさがまた増えた日
二人は手を伸ばせば触れられる距離にいる


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