春の日の子猫 (葉×主)


は珪の学校を散歩中だった
チャイムが鳴るまでは、珪とは遊べないから ひなたぼっこでもしていようと
てくてくと、あたたかそうな芝生を探す
今は春で、今日は晴れ
天気がいいから、風もとっても気持ちがよかった
みんなは珪と一緒に授業だから、この辺には誰もいない
だからゆっくりできる、そう思ってやってきた場所
校舎の裏の、誰も知らないとっておきのひなたぼっこの場所

「あっ」

そこに、まどかがいた
気持ちよさそうに眠っている
「そこは私の場所なのに・・・」
にゃあ、と
鳴いてまどかの腹に手をかけた
この人知ってる、「おんなずき」のまどかだ
いつも学校を散歩してるから 珪のクラスの男の子はだいたい覚えた
どんな人かっていうのも、ちゃんと見てて知ってるんだから

「ふぁーーーーあ」
ゆさゆさと、子猫の小さな手でまどかの身体を揺すっていると 僅かな振動に彼は大きく欠伸をして目を覚ました
「なんや、猫やん」
ひょい、
急に抱き上げられて、驚いてにゃあ、なんて声が出る
「真っ白で可愛いなぁ、どこの子や?」
膝の上に置いて 背中をなでなでしてくれる大きな手
気持ちいい、まどかの膝の上って悪くないかも
「私は
言ってもわかんないだろうけど
「春やからなぁ、どんだけ寝ても眠うなるわな
 子猫ちゃんも一緒にお昼寝しような」
「うん」
本当はひとりでのんびりするつもりだったけど、まぁいいや
まどかの膝はあたたかいし、ここは風も気持ちいいし
なでなでしてくれる手も、安心する
ちょっとだけなら、お昼寝につきあってあげる

チャイムが遠くで聞こえていた
お昼ごはんの合図だ
珪の授業が終わった音だ
「くぁあ、よぉ寝たな」
同じチャイムを待っていたのだろう
眠っていたまどかも起きて、大きく伸びをした
「なんやったら子猫ちゃんにミルクでも買うたろか?」
「いいの、私のは珪が用意してくれるから」
にゃあと鳴いたら、まどかが笑った
「ほんまに可愛いなぁ、自分
 ノラなんやったらウチで飼うたるで?」
「私の御主人様は珪だもん」
ひょい、だっこされる
大きな手、優しい笑顔
まどかも 珪ほどじゃないけど格好いい
でも私は珪のものなんだから

「どや? ん?」

ちゅ、
あんまりまどかがにこにこしてたから、油断してた
軽くキスされて、ぴくん、と
身体に電気が走ったみたいに跳ねた
「お?」
「あ・・・だめ・・・っ」
キスされちゃった
男の人にキスされちゃった
こんなところで人型になっちゃう
早く、早くここから逃げなきゃ

ポン・・・ッ

「う・・・わぁっ」
キスから5秒
それで子猫は人型になる
さっきまでだっこしていた子猫が 急に女の子になって
まどかはその重みにを抱き上げたまま後ろに倒れた

ドシャー

「い・・・・って」
気付いたら、まどかのお腹の上
まるで馬乗りになるみたいに、女の子が一人のっかっている
「ご・・・ごめんなさい・・っ」
「いや・・・ごめんなさいとかいう前に・・・」
あいててて、と
地面にぶつけたのであろう頭をさすりながら起き上がって
まどかは目の前の女の子を見た
はばたき高校の制服を着ているから この学校の生徒なのであろうが
一体いつ現れたのだ
たしか自分は子猫をだっこしていたと思うんだけれど
「なんや自分・・・・っ」
身体を起こして、怯えてる目をした女の子を凝視する
薄い色の髪、赤い唇、震えてる身体、そして白い耳としっぽ
「え・・・? 猫人間とか・・・?」
「ふにゃ・・・」
まじまじと、見つめるまどかから逃れようと
さっきから一生懸命なのに、まどかは強い力での腕を掴んでいた
無意識なのだろう
驚いたように の耳やしっぽを見ているその様子に はオロオロして少しでもまどかから遠くへ行こうと必死になった
こんなところで人型になったなんて、珪にバレたら叱られる
学校に来るなら ちゃんと人から離れてろと 今日もそう言われていたのに
変な子猫だとバレないように、子猫らしくしてろと言われたところなのに
「あの・・・離して・・・」
ぐいぐい、と
まどかが掴んでいる腕を引いたら、ようやくまどかはの目を見た
「ああ・・・ごめん、けど自分もしかしてさっきの子猫か?」
「あ・・・あぅ・・・」
どうしよう、バレちゃった
珪に言い付けるだろうか
勝手にまどかに寄ってきて、お昼寝して あげくキスされて人型になっちゃったなんて
「珪には言わないで・・・」
うるうる、と
涙のたまった目でまどかを見たら、彼は不思議そうに首をかしげた
「なんでや? 」
「だって珪、人型になったなんて知ったら叱るもん」

ふーん、と
自分、葉月に飼われてるんや、と
まどかはしばらく何か考えていた
遠くで人の声がする
それでも ここには誰もこなかった
今頃珪も、を探しているかもしれない
「元に戻ればいいやん? 俺は誰にも言わへんよ?」
「ひとりじゃ戻れないんだもん・・・っ」
「どうやって戻るん?
 俺が手伝ったるやん? 言うてみ?」
うにゃあ、と
は涙のたまった目でまどかを見上げて、それから顔を真っ赤にした
「珪に言い付けない?」
「言わへん、言わへん」
にこにこ、まどかの優しい顔
もしここで、まどかが元の姿に戻してくれたら 珪には人型になったことがバレないかもしれない
そうしたら、もう学校には来るな、なんて言われなくてすむ
叱られなくてすむかもしれない
「あの・・・、あのね・・・」
こうするの、と
とんでもない台詞を吐いた女の子に、まどかは一瞬ポカンとして、の顔を凝視した

「そんなんしてええんか?
 つーか、それは難儀な体質やなぁ・・・」

こっちは役得やけどな、と
まどかは言うと、おびえてるをぐいと引き寄せた
「大丈夫や、心配せんでも酷くはせぇへん」
ちゅっ、と
今にも泣き出しそうな目のすぐ側にキスして
それから制服の上から そっとその胸の膨らみに触れた
柔らかい感触が、掌に伝わってくる
「もしかして自分、下着つけてへんのか?」
「わ・・・わかんない・・・」
「・・・わかんないって」
するり
服の下に手をしれると、直に肌がふれる
「やっぱりつけてへんやん」
「だって、人型になったらこうなるんだもん」
勝手に、と
まどかの手の感触に震えながら言うに、まどかはくす、と微笑した
「可愛いなぁ、自分
 こんなんしとったら本気になってしまいそうや」
「ん・・・っ、だめ、私は珪のだもん・・・っ」
ぴくん、
まどかが胸の突起に触れるたび、身体が反応して震える
いつのまにか、制服の前ははだけられて、曝された胸に まどかが顔をうずめた
舌のざらっとした感じが、突起にふれる
「あ・・・っ」
ぎゅ、と
まどかの服を掴んだ
身体が痺れるみたいになる
まどかが触れると、びりびりする
「可愛い声やな、もっと出してええよ?
 どうせここは誰も来んし」
校舎からも死角になってるこの場所には、昼休みに入っても誰も来ない
人の声は遠くの方でしているだけ
「ん・・・ん・・っ」
身体がどんどん熱くなるのを感じながら はもぞ、とまどかの方に身体を寄せた
「ん? どしたんや?」
「わかんない・・・、熱いの・・・」
頬が紅潮して、息が少し荒くなり出して
身体の中心がうずうずしてくる
変な感じ
「焦らしてるわけやないねんけどなぁ
 なんや、正直なんやな
 こっち、触ってほしいんやな?」
にやり、と
まどかが意地悪に笑った
右手がスカートの中へと入っていく
下着なんかつけてないから、指はすぐにの敏感な部分に触れた
ぴくん、と身体がまた跳ねる
「んっ」
くちゅ、
水音みたいなのが聞こえた
花芯を何度もなであげて、そのたびにくちゅくちゅと濡れている部分を指ですくい
まどかはぎゅっと目をとじているの顔を見下ろした
「可愛いなぁ、ほんまに」
「あ・・・・ん、あぅ・・・」
何度か、いりぐちの濡れているところを指でなぞられ
それから、つぷ、と
まどかの長い指が入ってきた
身体が震える
指が奥へと入る感覚に ぞくぞく、と背筋が震えた
「んんん・・・・っ」
息が上がる
身体が熱くなる
入れられた指が中で動く度に、声が漏れて震えた
とろとろ、と
中から愛液が溢れてくる

「可愛い顔、みしてな」
柔らかな草の上に、を横たえて
まどかは 力を失っている白い足をそっと上げさせた
「恥ずかしい格好しとるで、
「あぅ・・・、やだ・・・」
上着ははだけられ、足は濡れた部分をさらけだすみたいに上げさせられた
「けど、バレたくないんやろ? 御主人様に」
「珪には言っちゃやだ・・・っ」
「ほんなら、もうちょい我慢しーや
 か言うたように、したるからな」
まどかの舌が、の花芯をなぞっていった
「ひゃん・・・っ」
かくかく、と内股が震える
さんざん指で弄られて高められた秘部は さっきからひくひくとまどかのものを欲しがっている
それなのに、まどかはこんな格好にしながら まだくれない
楽しむように意地悪に、充血して真っ赤になった花芯や 濡れて泣いてるみたいないりぐちに舌をはわせてる
「あ・・っ、あ・・・・っ、もうして・・・っ」
いやいや、と
泣きながら言ったら、意地悪な顔が見下ろしてきた
「あんまりが可愛いから、虐めとうなってん」
けどそろそろ俺も限界や、と
まどかは そうして また高くの足を上げさせた
「その可愛い声いっぱい出してええで
 どうせ誰にも聞こえへんから」
「は・・・んっ、あぅ・・・っ」
つ、と
固いものがあてがわれて、それがゆっくり挿入されるのに はぴくっと背を反らせた
熱くなってるところ
そこに、もっと熱いのが入ってくる
「あんっ、んん・・・・・・・んっ」
痛みなんか これっぽっちもなかった
ぞくぞくする快感
まどかのものを奥まで飲み込んで、はぎゅっとその腕を掴んだ
身体の奥にうずいてる
まどかのものが入っていった奥に、何かがある
それを壊してほしい
突いて、奥まで、もっとしてほしい
「して・・・っ、お願い、もっとして・・・っ」
からみつくようなの中
見上げてくる涙のたまった目
どくん、と
まどかの中の雄が、どうしようもないほどに昂った
「手加減してたんやけど・・・いらんみたいやな」
どうやらとんだエロ猫や、なんて
言ってまどかは 一度深くまで沈めたものを ぐっとギリギリまで引き抜いた
ぞくぞく
また背筋を快感が駆けていく
「あんっ、あぁぁ・・・・っ」
それを一気に、まるでの身体を貫くように射し入れる
くちゅ、ず・・・
恥ずかしい音が耳に届いた
「あぅっ」
ずん、ずん、と
まどかは何度も ぎりぎりまで抜いては勢いよく貫き
の身体の奥を突き上げた
「あ・・・、あぁぁぁっ、まどかぁ・・・っ」
奥のうずうずしたのに 熱いのが当たる
何度も抜き射しされて、内壁が執拗にこすられる
手で優しく弄ばれている左の胸の突起、舌で転がされる右の胸
何が何だか わけがわからなくなって
は まどかの名前を呼びながら その雄をぎゅっと締め付けた
「あああ、ああああっ」
その様子に、くす、と笑って
「イク顔たまらんな、可愛いで」
まどかもまた、その締め付けにきつくなったの中を 2度強く突き上げた
悲鳴みたいなの声
それを聞きながら、たまらない熱の中 白濁を吐き出す
どくん、どくん、と
しばらく自分の雄が、の中を濡らす感覚に浸っていた
たまらない、この身体
は荒い息をして、ぐったりと目を閉じている
まどかの腕を握ったままで

「抜くで、
「あ・・・っ」
ようやく落ち着いて、まどかはの身体から己のものを引き抜いた
わざとゆっくり焦らすみたいにしてやると、思ったとおりぴくん、と
反応しては、小さく声を上げる
「ほんまにはエロ猫なんやな
 どうしたん? まだ足りへんの?」
「ち・・・ちがうもん・・・っ」
目に涙を浮かべながら、こちらを睨み付けているに笑って
まどかはそっと、自分のものを全部抜いた
とろり、と
いやらしい液が糸をひくのに が真っ赤になっている
「で? 終わったけど元に戻らんやん?」
「もう一回、キスしてくれたら・・・」
戻るの、と
スカートをぎゅっと押さえて上目使いにこちらを見たに まどかはくす、と笑った
「可愛いな、
 キスせーへんかったら ずっとこのままなん?
 もったいないな、離しとぉない」
「だめ・・・っ、お願い・・・」
珪がきっと探してる、と
涙声になったに、まどかが笑う
「じゃあ、また俺と一緒に昼寝してくれるか?」
約束してくれたら キスしたる、と
悪戯っぽく言ったまどかに はこくん、とうなずいた
「約束する・・・」
「よし、ほんならしたる
 こっちおいで」
最後は優しく引き寄せて、まどかはの唇に そっとキスした
震える唇
掴んだ腕も 震えてるみたいだった
そりゃまあそうか
あんな風にされた後では
あんな風にいった後では

ぽんっ

「お、ほんまや、あの子猫ちゃんに戻ったわ」
キスから5秒
それでは元の白い子猫の姿に戻った
「珪にはいっちゃダメだよっ」
にゃあ、と
一声鳴いて、走っていく
「またなー」
俺はいつもここにおるで、と
まどかが言うのが聞こえた
恥ずかしかったから は振向きはしなかった

昼休みが半分以上終わっていた
珪がベンチでぼんやりしているのを見つけて、その膝に飛び乗る
「どこ行ってたんだ? おまえ・・・」
「あのね、お昼寝してたの」
にゃあ、と
珪の顔を見上げたら 珪はしょうがない奴とつぶやいた
膝の上で丸くなると 優しい手付きで撫でてくれる
まどかの手も気持ち良かったけれど、でも珪が一番
優しいこの手が大好き
「珪、だぁいすき」
うちゅ、
大きく背伸びをして、珪の唇にそっとキスした
「・・・っ」
途端、ぐい、と抱き上げられて珪が走り出す
何ごとか、と
思った時には、側の古い体育倉庫に駆け込んでいた

ぽんっ

間一髪
まさに、そんな感じ
「ばかっ、おまえ・・・・っ」
「はにゃ・・・っ」
そうだった
男の人にキスしたら 人型になるんだった
さっき痛い目にあったばかりなのに、あんまり珪が好きすぎて
ついついキス、してしまった
だって家ではいつも、そうしてるんだもん
「学校ではダメだって言っただろ」
「ごめんなさい・・・っ」
ぴい、と
目に涙をためて、はしゅんとうなだれた
だって気持ち良かったんだもん
珪の手、まどかより ずっとずっと気持ち良かったんだもん
「・・・お前はこのまま帰れ
 家に帰ったら、元に戻してやるから」
「うん・・・」
やれやれ、と
ため息をついた珪を はそっと盗み見した
もう学校に来ちゃダメだって言う?
今のは珪が間一髪、人のいないところへ逃げてくれたから良かったけれど
「ごめんなさい・・・」
「わかったから」
「だって・・・私学校好きなんだもん・・・っ
 もぉ来ちゃだめなんて言わないよね?」
「それは帰って考える」
「やだぁ・・・っ、もぉしないからぁ」
にゃあにゃあ、と
必死にすがりつくに、珪は小さくため息をついた
可愛い
家では大抵人型で過ごすから、ふとごっちゃになってキスしてしまうんだろう
だがそれでも、こんな変な体質バレたら大変だと
珪は珪なりに気を使っているのに
なのに当のときたら、うっかりな上 学校なんていう人の集まる場所が好きだときている
「とにかく、帰って家で待ってろ」
「うん・・・」
ほら、と
座り込んでいるに、珪が手を差し出した
それを取って立ち上がる
遠くでチャイムが聞こえた
「俺は午後の授業に出るから・・・」
「うん・・・・・・、っ、あっ」
ぴくん、
突然、立ち上がりかけていたが かくん、と膝を折った
「どうした・・・?」
心配そうにの顔を覗き込むと、真っ赤になって震えている
・・・?」
「あ・・・う、なんでもない・・・」
顔を上げては、珪にちょっと笑いかけた
「珪、授業が始まるよ」
「どうした・・・? 震えてるぞ、おまえ」
潤んだ目
震える身体
その腕に触れたら、の身体がびくっと揺れた
「あっ・・・」
どくん、
人型になって、立ち上がろうとしたら とろっと中から愛液が溢れてきた
その感覚に、びく、と
膝が折れて身体が震えた
さっきまどかに貫かれた身体
中にはまだ、あの熱が残っている
思い出して、身体に痺れが戻ってきた
あそこは濡れて、身体は震えて
・・・」
す、と
珪の腕が、の身体を壁に押さえ付けた
「おまえ、もしかして人型になったのか?」
「あぅ・・・」
見つめられ、言葉が出なくなる
そんなこと言ったら、珪は私を嫌いになる?
「なってない・・・っ」
ぷるぷる、と
首を振って、は珪を涙のたまった目で見上げた
ふぅん、と
怒ったように 珪がつぶやく
突然に、珪はのスカートをまくりあげた
「あ・・・っ」
「足、開いてみろ」
震えてる内股に 珪の手がかかる
「や・・・やだ・・・」
「俺の言うこと、聞けないのか?」
、と
名前を呼ばれて、はぎゅっ、と目を閉じた
そっと、足の力を抜くと 珪がそれを広げさせる
濡れた秘部が、さらされた
うすぐらい体育倉庫の僅かな光に、そこはてらてらと光っている
は嘘つきだな」
「ごめんなさい・・・っ」
つ、と
珪の指が その溢れる液をすくっていった
「ひゃん・・・っ」
一度いかされた身体は、敏感に反応して 声を殺すことさえできない
「あ・・・あ・・・、珪・・・っ」
くちゅ、と
珪はの濡れた淫らな入り口に、指を差し込んで中をかき回した
「あぁぁっ、あん・・・っ」
くちゅ、くちゅ、と
珪が指をぬくたびに、中からとろりとした液が溢れてくる
「御主人様に嘘をつく悪い子は、おしおきしないとな・・・」
「あぁ、ん・・・ごめんなさ・・・・っ」
ぐちゅ、
かき回されて、の入り口はまたひくひくと求めはじめた
「猫って淫らだな、
「や・・・、ちがうもん・・・っ」
「一回誰かにいかされたのに、まだ欲しいんだろ?」
「ちがう・・・・っ」
ちがうもん、と
必死で言っても、身体はひくひくと珪を求めた
「珪・・・珪・・・・ごめんなさい・・・っ」
怒らないで、と
いつもは そんな意地悪なんか言わない珪の腕をぎゅっとつかんだ
「意地悪しないで・・・怒らないで・・・」
「悪い子にはおしおきって決まってる
 終わったら、許してやる」
言うおとりにしろ、と
意地悪に言った珪に、はこく、とうなずいた
珪が許してくれるなら、何でもする
何でもする

体育倉庫の床に 猫みたいに四つん這いになって、は珪のものを飲み込んでいた
「う・・・っ、あ・・あう・・・っ」
ぐっ、と奥まで貫かれて
何度も何度も突き上げられる
ぱんぱん、と
皮膚のぶつかる音が響いて、ぞくぞくした
中が珪の熱いもので 何度も何度もこすられる
「あぁぁっ、珪・・・・っ」
泣きながら、は珪を何度も呼んだ
この体勢じゃ、珪の顔が見えない
後ろから激しく突かれて もうわけがわからなくなって
1度いったけど、珪はそれでも許してくれなかった
「んん・・っ、はんっ」
敏感に反応する身体
意地悪に、何度も何度も攻める手
もう許して、と
泣きながら感じて、声を上げて、ぐちゃぐちゃになって
「・・・・・・っ」
浅く息を吐いて、珪はに熱を注いだ
びくびく、と
背を反らせて の中がぎゅっとしまる
可愛い
しょうがない
「・・・これで反省すればいいけどな」
つぶやいて、珪は苦笑した
は落ちて、今は目を閉じている

ちゅっ、と
にキスをすると、その身体は元の白い子猫に戻った
抱き上げて、体育倉庫を出る
こんな風になってしまえば、もう授業に出る気なんてなくなっていた
まだ眠っている子猫を抱いて、門を出る
春のあたたかな風が吹いていた
珪はを抱いて、ゆっくりと歩いていく


女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理